30代からのくすみ予防と対策

そもそも、なぜ肌がくすんで暗く見えるのでしょうか。

肌がくすんで見える原因は様々で、美肌菌の量とも非常に関係しています。正しいケアをして美肌菌を増やすことで、くすみを改善することができます。

まずはなぜくすみが出るのか、そのメカニズムからお話しします。

RIKOさん
RIKOさん
看護師&
美容オタクライター
RIKO

看護師、保健師、スキンケアアドバイザー資格を保有し、メディカルエステサロン代表、メディカルアートメイクサロン経営を行なう。座右の銘は「素肌美人」。

くすみの原因の
ほとんどは美肌菌不足

肌の断面図

美肌菌と呼ばれる善玉菌(表皮ブドウ球菌)は表皮の最も外側の角質層に住んでいます。汗や皮脂をエサにして天然の保湿成分を生産し、肌に潤いを与えてくれます。美肌菌の少ない肌は自分で保湿する力が弱いため、乾燥肌になりキメが失われます。

キメがなくなると肌は光を反射できず毛穴が目立ち、くすんで見えます。さらに、血行が悪くなることで代謝が悪くなりターンオーバーが遅れ、美肌菌の働きが低下します。

古い角質が溜まり透明感が低下しさらにくすんで見えます。

結果的に美肌菌に元気がなければ、肌は悪循環に陥り、くすんで不健康な肌に見えてしまうということですね。

美肌菌のための菌活をすることで肌のターンオーバーを促進、潤いを維持し、くすみのない肌をつくることにつながります。

また、食生活を見直すことや、ゆっくり休むことで美肌菌の力を回復することも大切です。

30代のくすみの2パターン

10代や20代の頃の肌とは全く違うのが、くすみ肌。均一な肌だったはずなのに、部分的に浅黒く見えたり、トーンが落ちて顔全体が暗く見えたりします。

くすみがあると透明感がなくなり不健康に見えてしまうので、なんとかしたいですよね…。

まずは30代のくすみの2パターンを知っておきましょう。

肌のキメが粗い

肌の表面図 引用元:moltolice https://www.moltolice.co.jp/page056.html

肌の表面には、皮溝と呼ばれるミクロの細かいシワがあります。この皮溝に囲まれている部分を皮丘といいます。

キメが整った肌とは、表皮に水分がたっぷりと含まれており、一つ一つの皮丘が規則正しくふっくらとしたキレイな三角形になっている状態。

皮丘がふっくらしていることにより、光を乱反射させ、白く透明感のある肌に見えるのです。

キメが粗いと皮丘がぺたんこで毛穴が目立ち、光を反射しなくなるので、肌の凹凸に影ができ肌がくすんで見えてしまいます。

全体が黄ばんで見える

イメージ図

肌が黄色く見える黄ぐすみの原因は、皮膚のタンパク質(真皮のコラーゲンやエラスチン、表皮のケラチン)の衰えなどによって糖化、カルボニル化するからです。

糖化とは、タンパク質に糖が結合し、AGEs(終末糖化産物)という物質に変化してしまうことを言います。

糖質の過剰摂取や紫外線、ストレス、喫煙、加齢などが主な原因です。体内のタンパク質に過剰な糖がくっつき、それが体温で熱せられて、茶色く劣化したタンパク質になってしまいます。

カルボニル化とは、タンパク質に過酸化脂質の分解物質であるアルデヒド類が結合(カルボニル化)してしまうこと。

脂質の過剰摂取や紫外線、喫煙、ストレス、加齢などが主な原因です。カルボニル化は体内のタンパク質と脂質の分解物の結合によってタンパク質を変性させ、黄色くくすませてしまいます。

原因から見る30代のくすみ

血行不良によるくすみ

気温やストレス、喫煙などによって血行が悪化し、肌の血色が悪くなります。

特に「汗をかきたくないから運動はしない」「時間がないので湯船には浸からずシャワー浴で済ませる」「ストレッチをする習慣がない」「冷えた飲み物ばかり飲んでいる」などの生活習慣の人は、血行不良を起こしやすく、肌がくすむ原因となります。

乾燥によるくすみ

表皮が乾燥することによって、皮丘がぺたんこになり、毛穴や皮膚の凹凸が目立ちやすくなります。

水分不足の皮丘は光を反射できないため、見た目のトーンが下がり、肌はくすんで見えます。乾燥肌の人がくすんで見える原因はここにあります。

糖化によるくすみ

糖化によってタンパク質が変性し、黄色く変色してしまいます。これがくすみとなって不健康な肌色に見えます。

甘いものの摂りすぎや糖を主成分とする食事(パン、ご飯、パスタ等)の摂取が過剰になると、余った糖とタンパク質が結合し、糖化の原因になります。食習慣が糖に偏っている人は、くすみの原因が糖化である可能性があります。

マッサージや美顔ローラーは
逆効果の場合も

顔のマッサージイメージ

血行を良くするためにマッサージをすることは悪いことではありません。

しかし、強くこすったり、長い時間マッサージをすることは肌を傷つけてしまう原因になります。

美肌菌のいる角質層を傷つけてしまうようなマッサージは、結果として美肌菌の働きを悪くしてしまうため、おすすめしません。

血行を良くしたいのであれば、湯船に浸かって温まることや、蒸しタオルでホットパックをする方が肌には優しい方法と言えるでしょう。

血行が良くなるだけでもくすみがかなり改善されることがありますので、一度自分の生活習慣を見直して、間違ったケアをしていないか確認してみてくださいね。

専門家コメント
Expert comment
M・Sさん
M・Sさん
菌トレ(菌活)
基礎化粧品開発者
M・S

30代になって感じたのは、肌のトーンが落ちたこと!これだけで朝のテンションが激落ち。1日なんとなくノらないなあと思ってしまうこともあります。
同じように感じている人は、ぜひ今のケアを見直してみてください。「いい美容成分が入った化粧品」を使うことよりも、「美肌菌にいい=土台を整え・育て・守る化粧品」を使った方が、ストレスや加齢に負けない健康な肌へと導くことができるようになります。

Profile

30代に入り今までのスキンケアではダメだと感じ、菌トレ基礎化粧品「SiNTO」を自ら開発した生粋の美容マニア。同じ年代の女性に、菌トレの良さを広めたいと思っている。

Mさんが開発した
SiNTO公式サイト

青木 皐
青木 皐
菌の研究家
青木 皐

くすみの原因は、体の中から、外から、様々ですね。原因はどこにあっても、結局それらによって肌の常在菌である表皮ブドウ球菌(通称美肌菌)の元気がなくなってしまうことでくすみが現れてしまいます。
菌を意識した、菌中心のお手入れを一度試してみましょう。

菌子ちゃんの美人法
Profile

医学博士、(株)コントロール・ラボ 相談役。昆虫・微生物学の研究に従事後、1990年に株式会社コントロール・ラボを設立。
「人体常在菌のはなし 美人は菌でつくられる」(集英社新書)「菌子ちゃんの美人法」(WAVE出版)など、人体常在菌に関する本を多数出版。

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紹介
名前
肌フローラスペシャリスト
伊藤 麻利奈
名前
看護師
美容オタクライター
RIKO
名前
美肌菌トレ基礎化粧品
開発者
M・S